お庭のはなうた

オハナが日々をまったり過ごしていく雑記ブログ

【漫画】押切蓮介作品を4作読んでみた【感想】

 

こんにちは、はなうたです!

 

最近時間が取れなかったのですが、久々に漫画を読みました(*´ω`*)

 

今回は押切蓮介さんの漫画をまとめて4作品読んだので、それぞれ紹介したいと思います!

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押切蓮介さんについて

 

1998年に『週刊ヤングマガジン』(講談社)に掲載された『マサシ!!うしろだ!!』でデビュー。 独特の絵柄と多彩な作風を持っており、ホラーギャグなる特異なジャンルを開拓したことでも知られるがジャンルに縛られない多作な作家である。

バンド『怪奇ドロップ』のメンバーであり、音楽活動や同人活動も行っていた。

(出典:wikipedia)

 

新たなジャンルを開拓されたり、なんと音楽活動もなさってるんですね!

柔軟な思考の持ち主なんだな~、という印象です。

 

上記参照にもあるように、絵柄がとても独特。

 

一見ギャグぽい…? と思いきや、それがギャグにもホラーにも、シリアスにもハートフルな作品にも、不思議としっくりくるんですよね…!

それぞれのジャンルの名所的シーンの魅力が最大限に引き上げれていて、読んでて驚きました!

 

 

 

私はヤフーポイントが貯まってたという理由で、すべて『ebook japan』さんで購入して読んだんですが、無料お試しでマンガを読めるサイトは今ではたくさんあります。

もちろん、Amazonや近くの本屋さんもありますしね。

 

自分に合った方法で、ぜひ楽しんでください( ・ㅂ・) 

 

 

押切蓮介漫画4選

 

作者さんの本から4作を選んだ基準、そして読んだ順番は、ぶっちゃけその時の気分です(笑)

 

以下、私が読んだ順に紹介していきます!

 

『ミスミソウ』

 

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(出典:Amazon)

半年前、父親の仕事の都合で東京の学校から大津馬村の大津馬中学校に転校して来た野咲春花は、クラスメイトからの壮絶なイジメに遭っていた。春花は家族に心配を掛けまいとイジメに遭っていることを隠し、中学校卒業までの残り2カ月間を必死に耐えようとするが、春花へのイジメは悪化の一途を辿るばかり。遂にイジメを知った家族の勧めで春花が登校拒否を行ったある日、イジメっ子達が彼女の家に乗り込み両親と妹に危害を加え、家を放火するという事件が起こる。春花の妹・祥子は大火傷を負いながらも助かったが、両親は命を落としてしまった。やがて事件の真相が露見することを恐れたイジメっ子達は春花に自殺するよう強要。だが、それがきっかけとなって春花は事件の真相を知り、家族を奪ったイジメっ子達に己の命を賭けた凄惨な復讐を開始する。

(出典:wikipedia)

 

いきなり衝撃作!!

 

直前に見てたアニメ『ひぐらしのなく頃に』の影響です(笑)

 

キャッチフレーズが「精神破壊(メンチサイド)ホラー」なだけに、なかなか凄惨なことになってました。

 

復讐劇だけに、ほのかな爽快感もありました(←人によってはないかもw)。

 

が、全体的に激しい感じというより、ただただ鬱でした。

救いがない。

読後、放心する可能性大です。

 

登場人物が全員生身の人間なので、そこから引き出されるホラーと惨劇がとても生々しいです。

 

それでも内容に引き込まれるのは作者さんの力量なんだなぁ。

 

こういう系のお話は一時期長く敬遠してたのですが、素直に読んでよかったです。

 

本作は映画化もされているようで、評価も良かったそうですね。

ただし、グロいらしい…(笑)

 

『サユリ』

 

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(出典:Amazon) 

高校受験を来年に控えた則雄は、父が購入した郊外の家に家族とともに引っ越した。駅や学校から遠い不便な場所だが、今まで住んでいたアパートよりも広く、家族は喜んでいた。しかし、別居していた祖父母と共に暮らす新しい生活が始まった矢先、父が急死する。さらに一家を襲う様々な怪異。何かに怯える祖父。様子のおかしい姉。

この家には何か恐ろしいものが存在する。

やがて祖父が死に、弟が、姉が、母が、相次いで姿を消していく。恐怖に打ちひしがれる則雄の耳に、女の狂ったような哄笑が聞こえた。

そんな時、ボケていた祖母が正気に戻った。かつての気丈さを取り戻した祖母は、この家にいる“恐ろしいもの”との戦いを宣言した。

(出典:wikipedia)

 

『ひぐらし』の影響を受けた その2!

 

上記の『ミスミソウ』とは違い、今作はお化けのホラーです。

 

生活に溶け込むようにいきなり怖い場面が出てくるので、それがまたゾッとして。何度もビクッとなりました…。

この表現力、パネェっす…! 

 

この話は全体を通してホラーではあるんですが、前半と後半で大きく雰囲気が異なるように見えました。

 

前半はおどろおどろしい恐怖。

後半はおばけに抗う人間たちの熱さ。

 

ほんの少し中身に触れると、登場人物の中に主人公の祖母がいるのですが、彼女がものすごい です(笑)

お化けに抗うという可能性を示してくれた、カリスマ性のあるキャラクターでした!

気になる方はぜひ読んでみてください。

 

本格ホラーが苦手な私ですが、怖いながらも楽しめる一作でした!

 

 

『ツバキ』+『椿鬼』

 

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(出典:Amazon)

 

山に生まれ棲むマタギの少女・椿鬼ツバキ

人間たちの醜い所業が山をけがすたび、彼女はシロビレ村田銃を手に彼らの前に姿を現す。

その瞳に深い哀しみの色をたたえて──。

(出典:押切蓮介『ツバキ』)

 

山に生まれ棲み、人の業と山の怒りを鎮めるために奮闘する少女のお話。

連作短編のような構成なので、サクサクと読めます。

 

(ちなみに、漢字表記の『椿鬼』はカタカナ表記の『ツバキ』の少し過去のお話です。世界観は同じですが、別掲載誌になっていて、単行本も別になっているのでご注意ください!)

 

少し昔の時代が舞台なんでしょうね。

基本的に人の醜い部分を描いているのですが、村社会の悪習がテーマに置かれているようです。

人間がとにかく醜く描かれています。基本的にすごい形相をしてます(笑)

 

ただ、今作は人だけでなく、山も怖い!!

 

本気でホラーしてくる山ってこんななんだ……と軽く恐怖を植え付けられますw

でもまぁ、人間の業が原因なんですけどね。

 

ツバキも一見チートキャラのように思えますが、そういう部分はほんの少しで、人間らしく悩んだり、うろたえたり……生業こそ特殊ですが、人間らしさが魅力的なキャラクターです。

 

ちなみに、単行本としては完結していますが、ツバキのお話はまだ続くようで(『ツバキ』あとがきより)

新しい作品が出たらまた読んでみたいです。

 

 

『HaHa』

 

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(出典:Amazon)

 

自分をこの世に生んだ人間の半生、必ずそこには物語が存在する。いつか母が死んでしまった時、母のことをもっと聞いておけばと後悔するのは嫌だ。親の半生に関心を持って人生話に耳を傾けるのも一つの孝行だと、僕は思う。

(出典:押切蓮介『HaHa』)

 

今作は、主人公のぶえの半生記で、彼女の過去と現在を行き来しながら進んでいく構成になってます。

 

こののぶえ……なんと押切蓮介さんのお母上

 

お母さんを主にそえたエッセイ作品でもあるんですね。

本編には押切さんご本人も登場していますw

 

内容としては、とにかく笑えました!

 

その笑いのなかにも、昔と今を強く結びつける要素がたくさんあって、「ああ、こうやって受け継がれていくんだなぁ」とひどく納得できます。

 

コメディな部分だけでなく、波乱万丈で、時には思いもよらない事態も起こったり、目まぐるしく風景が変化していきます。

 

笑えるし、ほっこりするし、泣ける……このマンガを読んで色んな感情が溢れました。

 

そして、なんと例の「ハイスコアガール事件」のことにも触れています。

そこでも母が大活躍w

HaHa、カッコイすぎる……。

 

そしてトラウマになりそうな話題もしっかりネタに使う押切さんもカッコいいっす!

 

さらには、最後の最後で思わぬサプライズもあって、ほんと端から端まで楽しめる一冊でした!

 

読後感すっごく良かった!!

 

 

 

おわりに

 

数ある押切蓮介作品のなかのほんの4作品でしたが、私的には全部面白かったです!

 

今回はホラー・シリアス率が高かったですが、今や有名作の『ハイスコアガール』も読んでみたくなったし、作者さんの十八番である『ホラーギャグ』も読んでみたいですね。

 

どのジャンルも外れがない作家さんだと思いました!

 

みなさんも、気に入る押切蓮介作品があるかもしれませんよ!

 

 

ではではノシ